環境負荷の低減
人とクルマと環境が調和した社会を創る
自動車に関わる事業に携わる企業として、事業活動における環境負荷低減を継続するとともに、商品・サービスを通じた環境への貢献を通じて、クルマ社会の持続的な発展に貢献していきます。
オートバックスセブン 環境方針
オートバックスセブンはカー用品、車検整備、車販売の事業活動を推進する上で、環境の保全に配慮した活動を目指します。
- オートバックスセブンにおける事業活動の環境に与える影響を把握し、目的、目標、計画を定め、
環境保全活動の継続的な改善を図ります。 - 環境に係わる法規制及びその他の要求事項を順守します。
- オートバックスセブンにおける事業活動が与える環境影響の中で、特に以下の項目について優先的に取組みます。
(1)省エネルギーの推進と温室効果ガス排出量の削減
(2)廃棄物の排出量の削減と3Rの推進
(3)環境に配慮した商品の購入
(4)環境に配慮した商品、サービスメニューの開発および店舗での販売促進 - 環境汚染の予防に努めます。
- オートバックスセブン全ての人に、環境や社会問題に自発的に取り組むように教育と啓発を行い、
人と車と環境が調和した持続可能な社会を目指します。
環境保全活動や従業員の環境に対する意識向上に努めています
事業活動を通じて豊かなクルマ社会を創造する――それがオートバックスセブンの使命です。なかでも、車に関わる事業を行う企業であればこそ、環境保全への取り組みは不可欠であると考えています。当社では環境方針に則った環境保全活動を実践するとともに、全従業員に環境方針カードを配布し、カードに『私の環境への取り組み』を記入して意識向上に努めています。また当社グループでは、事業所周辺の近隣清掃活動やレジ袋使用量削減などの活動を実施しています。
総務部 部長 岩下 純次
環境保全活動の目標と実績
分野 | 当期の目標 | 当期の主な取り組み実績 | 来期の計画 | |
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環境マネジメントシステム導入拡大 | 西日本ロジスティクスセンターへの導入、ISO14001認証取得 | 2014年11月認証取得 認証拡大の計画完了 |
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省エネルギー推進と温室効果ガスの削減 | 電力使用量の削減 (CO2排出量の削減) |
2013年3月期比5%削減 (一部拠点除く) |
2013年3月期比7.2%削減 | 2015年3月期比2%程度の削減 |
ガソリン使用量の削減 | 2013年3月期比燃費5%向上 (一部拠点除く) |
2013年3月期比9%向上 | 2015年3月期比3%程度の向上 低燃費車への切り替え |
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省資源の取り組み | 廃棄物の削減 | 全拠点:埋立ゴミ発生量 2014年3月期比1%削減 |
2014年3月期比33%削減 | 2015年3月期比1%程度の削減 |
コピー用紙使用量の削減 | 2014年3月期比2%削減 (一部拠点除く) |
2014年3月期比3.2%削減 | 2015年3月期比2%程度の削減 | |
段ボール使用量の削減 | 西日本ロジスティクスセンター:2012年3月期比29%削減 | 2012年3月期比70%削減 | 取り組みの継続 | |
環境に配慮した商品の購入 | 事務用品のグリーン購入 | グリーン購入比率75%以上 | グリーン購入比率94.3% | 取り組みの継続 |
環境コミュニケーション | 従業員への環境教育、活動プログラム周知 | 取組みの継続 | 年1回環境自覚一般教育実施および定期的な環境啓蒙情報発信実施 | 取り組みの継続 |
地域環境美化への貢献 | 近隣清掃活動実施 | 全拠点:全社員参加 | 全社員参加 | 全社員参加 |
省エネルギー推進と温室効果ガスの削減
省エネルギー対策を策定し、CO2総排出量を削減
当社における取り組み
当期における当社の電力使用量※は前期比5.6%減の7,097千kwhとなり、CO2総排出量※は、前期比5.9%減の4,503t-CO2となりました。当社グループでは、今後2~3年で実施する省エネルギー対策を策定し、業務改善・効率化によるノー残業デー実施の徹底など各種活動プログラムを推進しています。
店舗における取り組み
当社では、CO2総排出量を同一規模の既存店舗と比較し3割削減することを目標として、2011年3月期に2つの実験店舗で省エネ型空調・LED照明・太陽光発電・屋上緑化などの設備を導入しました。そのほか、出店に際しては、環境およびコスト面を意識した店づくりを行っています。
省資源の取り組み
限られた資源を有効利用するために3Rを推進
容器包装の削減
当期におけるオートバックスグループのレジ袋などの容器包装類使用量は、前期比8.6%減の262.4tとなりました。レジ袋の削減にあたっては、お客様への声掛けなどを通じて、お客様のご理解・ご協力を得ながら進めています。また、当社PB商品のパッケージについても、順次、軽量化や材質の見直しなどを図っています。
物流分野における取り組み
商品輸送では、急ぎの配送でないケースなどにおいて、トラック輸送ではなく、CO2排出量が少ない鉄道コンテナ輸送も利用しています。また、店舗への商品の配送に再利用可能な折りたたみコンテナは、箱の大きさも数種類用意し、廃棄される段ボールの削減に努めています。
廃棄物の削減・適正処理・リサイクル
店舗、オフィスで発生する紙類やプラスチック類などの一般ごみは、分別の周知を徹底し、継続的な削減を進めています。また、店舗ピットの交換作業に伴って発生する廃棄物は、遵法性が確保された産業廃棄物業者に委託し、適正に廃棄・リサイクル処理を行っています。さらに、それらの遵守状況を独自に確認することで、適正処理の確保に努めています。
廃棄物リサイクルの取り組み
1. 廃タイヤ
専門業者にて細かく裁断され、主にセメント工場、製紙工場にて熱源として利用(一部はセメント原料にも利用)
2. 廃オイル
専門業者にて精製され、再生油となり、主にボイラー燃料として利用
3. 廃バッテリー
専門業者にて再生鉛、再生プラスチックにリサイクルされ、再びバッテリー製品として利用
事業を通じたリユースの推進
「オートバックスセコハン市場」ではお客様が利用した自動車・パーツを買い取り、中古車・中古部品として店舗を通じて販売することにより、リユースを推進しています。