地域社会への貢献
地域と共に歩む
店舗が地域の人々に必要とされるインフラとしての役割を果たせるよう、その機能を拡充しています。
クルマの適切な利用を願う地域社会と共に歩む企業として、地域住民の安心と安全な暮らしに貢献します。
店舗などを利用した地域貢献
地域の人々の支えとなるインフラを目指して
電気自動車(EV)用充電スタンドの設置
走行時にCO2を排出しない電気自動車(EV)は、地球温暖化対策のひとつとして期待されています。オートバックスチェンでは、店舗駐車場にEV用充電スタンドの設置を進め、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)でご来店されたお客様の利便性向上とともに、EVの普及促進に努めています。2015年6月末現在、102店舗に設置しています。
災害時の帰宅困難者支援
オートバックスチェンは一部店舗において、災害時の帰宅困難者への支援として水道水やトイレの提供、地図やラジオなどによる道路情報の提供などを行う協定を各自治体と締結しています。2015年3月期末現在、21都府県320店舗が支援可能となっています。
メガソーラー発電所(兵庫県三木市)による売電
2013年より、当社西日本ロジスティクスセンター内の遊休土地部分と建物の屋根の一部に太陽光発電設備を導入し、売電事業を行っています。保有資産を有効活用し「再生可能エネルギー」の普及に努めています。
地域社会貢献活動
地域に根差した活動を推進
2005年から本社周辺の清掃活動を実施しており、2010年3月期からは、店舗においても週1日を「オートバックスデー」として、開店前に店舗周辺の清掃を行っています。また、当社が取り組むモータースポーツ活動「ARTA Project」において、地域の小中学校の生徒を対象に「夢をかなえる」をテーマにした課外授業を実施するなど、地域とのコミュニケーションを図っています。
社内のCSRに関する理解を高めることにより、
活動内容のレベルを上げていきます
当社のCSR活動は、店舗や部門が独自に行っていた状況から、組織横断のCSRプロジェクトメンバーにより取りまとめ、推進していくという形に移行しつつあります。現在のCSR活動の内容は、オートバックス事業に関わる分野および店舗や事業所周辺の地域に対する貢献活動を中心としたものですが、今後は外部団体への協賛や協働による活動を増やしていくことが課題です。また、社内に対してもCSRに関する理解を高め、一人でも多くの従業員に参画していただけるように働きかけていきたいと考えています。
総務部 大西 香奈恵
クルマ文化の発展に
子ども向けのイベントやモーターレースを通じて、
クルマに親しみを持つファンの育成に取り組んでいます
キッザニア出展と丸の内キッズジャンボリーに参画
当社は子ども向け職業体験テーマパーク「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」に、パビリオン「カーライフサポートセンター」を出展しています。2014年には、より魅力的な体験ができるように、このパビリオンをリニューアルオープンしました。クルマに触れる楽しさを子どもたちに知ってもらうとともに、仕組みや安全に関する理解の促進と、今後の安全なクルマ社会の構築に寄与することを目的としています。
また、昨年に引き続き夏休みの子ども向けイベント「丸の内キッズジャンボリー2014」(東京国際フォーラム主催)に参画し、親子で参加する「キッズカート体験会」で、クルマを運転する楽しさ、喜びを伝えました。
モータースポーツ支援
モータースポーツ全体を活性化するために、当社は国内で最も人気のある自動車レース「SUPER GT」シリーズに協賛しています。また、1998年「ARTA Project(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)」の設立以来、世界に通用する日本人ドライバーの発掘・育成から国内外のレースへの参戦など多方面の活動を展開し、レースの感動を通じたファンづくりを継続的に進めています。
環境・社会のために
子どもの環境教育や食糧を必要とする人々を支援しています
グリーンパワーフェスティバルへ協賛
再生可能エネルギーや環境について親子が楽しく学べる「第2回グリーンパワーフェスティバル」(経済産業省資源エネルギー庁主催)に協賛しました。メインイベントは「親と子のこどもエネルギークイズ選手権」で、全国7ヵ所の地区大会を勝ち上がってきた親子が、2015年1月の決勝大会で熱戦を繰り広げました。当社では、今後も再生可能エネルギーの普及促進を支援していきます。
防災非常食の寄贈
当社では、フードバンク活動を行うNPO法人「セカンドハーベスト・ジャパン」に対し、賞味期限を迎える防災非常食の寄贈を始めました。寄贈品は、生活困窮者や児童擁護施設などへの支援として活用されます。また、パンの缶詰を非常食として備蓄し、賞味期限前に回収され義援物資として役立てられる「救缶鳥プロジェクト」への参加も開始しました。回収されたパンの缶詰は、世界の飢餓で苦しむ人々に届けられます。