地域と共に歩む
店舗が地域の人々に必要とされるインフラとしての役割を果たせるよう、その機能を拡充しています。
クルマの適切な利用を願う地域社会と共に歩む企業として、地域住民の安心と安全な暮らしに貢献します。
地域社会への貢献
地域の人々の支えとなるインフラを目指して
電気自動車(EV)用充電スタンドの設置
走行時にCO2を排出しない電気自動車(EV)は、地球温暖化対策のひとつとして期待されています。オートバックスチェンでは、店舗駐車場にEV用充電スタンドの設置を進め、EVやプラグインハイブリッド車(PHV)でご来店されたお客様の利便性向上とともに、EVの普及促進に努めています。2016年6月末現在、104店舗に設置しています。
地域に根差した活動を推進
2005年から本社周辺の清掃活動を実施しており、2010年3月期からは、店舗においても週1日を「オートバックスデー」として、開店前に店舗周辺の清掃を行っています。また、当社が取り組むモータースポーツ活動「ARTA Project」において、地域の小中学校の生徒を対象に「夢をかなえる」をテーマにした課外授業を実施するなど、地域とのコミュニケーションを図っています。
企業見学の受け入れ~東日本ロジスティクスセンター~
東日本ロジスティクスセンターでは、2007年1月から毎年近隣中学校からの職場体験の受け入れを実施しています。2007年以降、累計130名が職場を体験しました。ロジスティクスセンターでの経験を通して感じたことや、働くことの厳しさや楽しさ、やりがいなどを学べるよう、今後も積極的に職場体験の受け入れを実施していく予定です。
平成28年熊本地震の支援
2016年4月14日の地震発生後、自治体からの要請を受け、翌日、緊急支援物資として、水、非常食、非常用トイレを熊本県益城町役場にお届けしました。また、全国のオートバックス店舗では4月19日から5月31日の期間で募金活動を行いました。集められた約280万円の募金は、日本赤十字を通じて義援金として被災者の方に届けられます。さらに当社内において、従業員からの募金に対し、当社が一定額を上乗せする形で、100万円を特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)に寄付を行いました。加えて現地で復旧活動に従事する団体への貸し出しや、被災地域での共同利用を目的に、一般社団法人日本カーシェアリング協会に対し、軽トラック5台を寄贈しました。
災害時の帰宅困難者支援
オートバックスチェンは一部店舗において、災害時の帰宅困難者への支援として水道水やトイレの提供、地図やラジオなどによる道路情報の提供などを行う協定を各自治体と締結しています。2016年3月期末現在、22都府県345店舗が支援可能となっています。
災害時の緊急対応を強化
店舗の災害時や、出張販売も活用できるタイヤサービスカーを全国7拠点に配置しています。災害時に店舗が稼働できなくなった場合、緊急対応として出動し、地域のお客様にご不便をかけない運営を行っています。
クルマ文化への貢献
クルマに親しみを持つファンを育成
キッザニア出展と学生のものづくり支援
当社は子ども向け職業体験テーマパーク「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」に、パビリオン「カーライフサポートセンター」を出展しています。2014年には、より魅力的な体験ができるように、このパビリオンをリニューアルオープンしました。クルマに触れる楽しさを子どもたちに知ってもらうとともに、仕組みや安全に関する理解の促進と、今後の安全なクルマ社会の構築に寄与することを目的としています。また、学生のものづくりの総合力を競う全日本学生フォーミュラ大会(公益社団法人自動車技術会主催)に出場の2チームを支援し、クルマに向き合う学生の自ら構想・設計・制作する活動を応援しています。
モータースポーツ支援
モータースポーツ全体を活性化するために、当社は国内で最も人気のある自動車レース「SUPER GT」シリーズに協賛しています。また、1998年「ARTA Project(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)」の設立以来、世界に通用する日本人ドライバーの発掘・育成から国内外のレースへの参戦など多方面の活動を展開し、レースの感動を通じたファンづくりを継続的に進めています。
その他の貢献
子どもの環境教育や食糧を必要とする人々を支援
グリーンパワーフェスティバルへ協賛
再生可能エネルギーや環境について親子が楽しく学べる「第3回グリーンパワーフェスティバル」(経済産業省資源エネルギー庁主催)に協賛しました。メインイベントは「親と子のこどもエネルギークイズ選手権」で、全国7ヵ所の地区大会を勝ち上がってきた親子が、2016年1月の決勝大会で熱戦を繰り広げました。当社では、今後も再生可能エネルギーの普及促進を支援していきます。
防災非常食の寄贈
当社では、フードバンク活動を行うNPO法人「セカンドハーベスト・ジャパン」に対し、賞味期限を迎える防災非常食の寄贈をしています。寄贈品は、生活困窮者や児童擁護施設などへの支援として活用されています。また、パンの缶詰を非常食として備蓄し、賞味期限前に回収され義援物資として役立てられる「救缶鳥プロジェクト」へも参加し、回収したパンの缶詰を、世界の飢餓で苦しむ人々に届けています。